VBAで副業はできる？案件例やメリット、必要なレベル感を解説！

「VBAの副業って稼げるの？」
「VBAを厚かったことはあるけれど副業できるものなの？」

VBAはマイクロソフト社のアプリケーションを自動化できるプログラミング言語です。

アプリケーションのマクロ化を行う場合は、知っておくと損のない言語になります。

今回はVBAの副業についてご紹介します。

VBAの副業案件は募集数が多く、単発のものから長期的に受注できる依頼まで揃っているのが特徴です。

この記事ではVBAの案件例や単価相場、案件の探し方についてご紹介します。

またおすすめの求人サイトやVBAエンジニアが持っておくスキルなども解説します。

これからVBAで副業を始めるか検討している方には、お役立ちできる情報なかりですので是非ご覧ください。

そもそもVBAとは？

VBAはExcelなどの操作を自動化する「マクロ機能」の中身を指すプログラミング言語です。

ExcelだけでなくWordやpowerpointなどマイクロ社が提供しているアプリケーションであればプログラミングに対応しています。

VBAではExcelの表計算といった作業を自動化するため、大量の情報を高速で処理することができます。

グラフや表への変換やデータの移管といった工程も自動で行えるため、普段からExcelなどのアプリケーションを利用している方におすすめです。

VBAは副業にちょうどいいプログラミング言語

結論からいうとVBAは副業におすすめのプログラミング言語です。

VBAのスキルさえあれば初心者でもはじめやすいプログラミングになるため、副業で初めても十分収入を得られるでしょう。

実績がなくとも受注案件を増やしていけば、高単価の案件も受けられるようになるかもしれません。

VBAの副業案件の中には、1~5万円のものもあるので効率よく稼ぐことも可能です。

VBAの副業案件の具体例

ここからはVBAの副業案件の具体例についてご紹介します。

• 　Excelマクロの作成
• 　Excelの自動化プログラムの開発
• 　Excelと他のアプリの連携

各案件について理解しておくことで、VBAの副業を始める際に自身のスキルにあった依頼があるか確認出来るでしょう。

具体例をもとに実際の仕事内容や、報酬金額をご紹介しますのでぜひご参考ください。

Excelマクロの作成

VBAの副業案件の中には、Excelマクロの作成があります。

複数のExcelシートから、データを抽出してマクロの作成を行う業務が多いようです。

企業によってはデータ数が多く管理するのが難しくなるため、自動的に結果が分かる仕組みが欲しいためエンジニアに依頼を立てます。

マクロ作成の納期は案件によって異なりますが、1週間～1ヵ月の納期が大半でした。

報酬は平均して10,000円～20,000円になるため、本数をこなして収入を得る必要があります。

Excelの自動化プログラムの開発

VBAの副業案件の中にExcelの自動化プログラムの開発業務もあります。

VBAを活用して自動で企業のデータを集計・結合できるシステム開発が多いようです。

案件によってはVBAだけでなく他のプログラミング言語を併用して作成する必要があるので、多数の言語を扱える方におすすめです。

エンジニア初心者の方は実績を積んでプログラミングに慣れてから、開発業務の依頼を受けるようにしましょう。

Excelと他のアプリケーションの連携

VBAの副業案件には、マイクロソフト社以外のアプリケーションとの連携業務もあります。

VBAはマイクロソフト社のアプリケーションを自動化できるプログラムですが、wordなど他のアプリケーションとの連携も可能です。

依頼の中には、Excelとpowerpointを組み合わせたプログラミング案件もあります。

他にもスプレッドシートやメルマガとの連携を組み依頼も多いようでした。

そのためVBAのプログラムに慣れたら、アプリケーション同士の連携依頼も受けるといいでしょう。

VBAの副業案件の単価相場

VBAの副業案件相場は、安いものだと1~5万円のものが多いようです。

長期的なシステム開発の依頼の場合は、50~60万円の求人案件もあるため、VBAエンジニアとして稼いでいきたい方にもおすすめです。

そのため短期間でお小遣い稼ぎもできるだけでなく、長期的な依頼で収入を安定させることもできます。

簡単なマクロ作成を続けるだけでも、月に５万円程度は稼げるので始めて損はない副業と言えます。

VBAで副業を行うメリット

ここではVBAで副業を行うメリットについてご紹介します。

• 　週1～2程度の単発案件が受注しやすい
• 　フルリモート・在宅で仕事ができる
• 　スキマ時間を有効活用できる

これからVBAを副業としてはじめるか悩んでいる人にもお役立ちできる情報ばかりです。

3つのメリットについて詳しく解説いたしますので、ぜひご覧ください。

週1～2程度の単発案件が受注しやすい

VBAの副業は週1~2程度の単発案件を受けやすいのがメリットのひとつです。

VBAのマクロ作成などの案件だと、単発でできる業務も多いため平日は忙しい方でも土日・祝日などの２日間でも完了できます。

まずは1日・２日から副業を始めてみたいというエンジニアの方にも受けやすい案件と言えるでしょう。

VBAの単発案件だと報酬が5,000円～10,000円の少額案件もあるため、依頼数を稼ぎにくくなる点は注意が必要です。

もしも週1~2の単発案件で稼ぐ場合は、コンスタントに依頼を受け続けられるようにしましょう。

フルリモート・在宅で仕事ができる

VBAの副業のメリットのひとつにフルリモート・在宅で仕事ができる点にあります。

副業エンジニアの業務の多くが、自宅にネット環境があれば自宅からフルリモート勤務が可能です。

しかし案件によっては、クライアント企業のオフィスへ赴く必要があるため注意が必要です。

長期的な開発案件になると、企業側との直接的なやり取りが増えるのが理由になります。

案件を受ける際はフルリモートや在宅で仕事ができるのか事前に確認するようにしましょう。

スキマ時間を有効活用できる

VBAの副業はスキマ時間を有効活用してお金を稼げるのもメリットのひとつです。

案件によっては単発でプログラミンの修正や、マクロ修正があります。

こういった依頼内容は長期にわたる修正もありますが、ちょっとしたバグ修正で完了する案件も多いです。

そのため普段の業務の空いた時間を活用して、副業案件に対応できます。

空いた時間にコツコツと副業依頼を受けながら、稼いでいくのをおすすめします。

VBAで副業を行うデメリット

VBAで副業を行う際に気を付けてほしいデメリットが２つあります。

• 他の言語と比較すると、単価は高くない
• 難易度も高く、スキル習得に時間がかかる

VBAのエンジニアリングで副業しながらお金を稼ぐ場合は、デメリットを先に確認しておきましょう。

デメリットを理解しておくことで、案件の受注後の失敗や後悔を防ぐことが可能です。

２つのデメリットについて詳しく解説いたしますので、ぜひご覧ください。

他の言語と比較すると、単価は高くない

VBAエンジニアの副業案件はほかの言語と比較すると、単価が高いわけではないのがデメリットのひとつとして挙げられます。

副業案件として人気の言語のひとつであるJavaだと単発の案件ではそこまで差異がありませんが、長期の案件の場合単価が変わってきます。

Javaの開発案件の中には50万円以上の高額求人もあるため、収入アップを目指すならVBA以外のプログラミング言語もできるようになるといいでしょう。

難易度も高く、スキル習得に時間がかかる

VBAはエンジニア初心者の場合難易度が高く、スキル習得に時間がかかると感じる方も多いようです。

そのためまだVBAの扱いに慣れていないエンジニアの場合は、依頼を受けられる案件が少ない点がデメリットになります。

もしもVBAで副業として稼いでいくなら、ある程度のスキルを習得してからにしましょう。

ネットにある学習プログラムや書籍からVBAを学べるため、知識やスキルを磨くのがおすすめです。

VBA求人案件の探し方

ここからはVBA求人案件の探し方についてご紹介します。

• 転職サイトを活用する
• クラウドソーシングを活用する
• SNSで探す

ご紹介する求人の探し方は、多くのフリーランスエンジニアも活用している探し方になります。

VBAの副業を検討している方で、求人案件の探し方に不安を感じる方はぜひお役立てください。

転職サイトを活用する

VBAの副業案件を探すひとつの方法として転職サイトを活用するのをおすすめします。

転職サイトの中でもフリーランス向けの転職サイトには、業務委託の案件も多いため副業向けの依頼も見つけられるでしょう。

また転職サイトによってはエージェントサービスを利用できる点もメリットのひとつです。

エージェントサービスを利用すれば、自身で求人を探しながら応募する必要もないため時間が無い方でも案件を受けられます。

クラウドソーシングを活用する

クラウドソーシングを利用すれば、VBAの副業向け案件を見つけることができるでしょう。

クラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシングでは、単発の依頼も多数揃えています。

そのためVBAを副業として利用を検討している方でも、依頼を受けやすいのが特徴です。

また求人案件の多くが受注後すぐに仕事できるため、なるべくはやく副業を始めたい方も利用しやすいでしょう。

SNSで探す

VBAの副業はSNSで依頼を受けるのもひとつの方法です。

SNS上で企業と直接やり取りをして、案件を獲得できるので仲介手終了などもかかりません。

しかしながらSNSで仕事を受ける際は、悪質業者に遭う危険性はあることを覚えておきましょう。

人によっては詐欺に巻き込まれる危険性もあるため、仕事を受注する際は相手が信用に値するか確認することが大切です。

受注前に報酬や依頼内容、納期などを細かく確認するようにしてください。

VBA案件が豊富なサイト

VBA案件が豊富なサイトを3社ご紹介します。

副業案件を探している方は、3つのサイトを知っておくことで仕事の受注の参考にしてください。

• クラウドワークス
• ランサーズ
• Indeed

ここからは3つのサイトについて詳しく解説いたします。

クラウドワークス

クラウドワークスは、エンジニアだけでなくデザイナーやライターなど幅広い業種の方が利用するクラウドソーシングです。

仕事のカテゴリーは200種類以上あり、未経験から専門的な依頼まで多種多様に揃っています。

また国内シェア取引額No.1及びワーカー数No.1を記録していることから、安心して仕事を探せるのもメリットと言えるでしょう。

クラウドワークスでは、受注後すぐに業務を開始できるためなるべくはやく副業を始めたい方にも利用しやすいサイトと言えます。

専用アプリもあるため、スキマ時間にスマホから仕事を受注できるのも特徴のひとつです。

ランサーズ

フリーランス・副業向けのクラウドソーシングサイトです。

350種類以上のカテゴリーを揃えている求人サイトになり、システム開発やWEB制作からマーケティングまでさまざまな案件を揃えています。

またランサーズでは利用者が仕事を得やすくするためにランク制度やアナリティクスを提供しています。

ランク制度とは利用者の活動実績や登録情報に応じて、ランク付けをする制度のことです。

クライアントが仕事を依頼する際の参考にするため、ランクを上げることで好条件の依頼を受注しやすくなります。

またアナリティクスでは利用者の活動状況から、クライアントから注目されるポイントを把握するサービスです。

データに応じて目標を掲げ、今後の行動計画を自動的に立ててくれます。

Indeed

Indeedは求人サイトや企業の採用情報を集計した大規模な検索エンジンになります。

WEB上に掲載されているあらゆる求人情報を一括で検索できるため、現在VBAにどんな求人があるのか一括で調べることが可能です。

そのためフリーランスや副業目的の方でも、業務委託の仕事を探しやすくなるでしょう。

利用しているユーザーも多く、月間訪問者は4,000万人にも上る人気の検索エンジンです。

また掲載されている求人はすべて優良でお金を払って掲載している企業のみになるため、安心して依頼を受けられるのもメリットになります。

VBAの副業に求められるレベル感

ここからはVBAの副業に求められるレベルやスキルについてご紹介します。

単発・長期の依頼に関係なく求められるスキルになるので、VBAで副業を目指す方はぜひご参考にしてみてください。

• 一定のプログラミングスキルがある
• 応用的な関数をある程度使いこなせる
• Excelでの業務効率化・自動化の経験がある
• APIについて理解している

全てのスキルを扱える必要があるわけではありませんが、副業で稼いでいくなら持っておいた方が良いスキルばかりです。

4つのスキルについてそれぞれ詳しく解説いたします。

一定のプログラミングスキルがある

VBAを副業で始めるさいは一定のプログラミングスキルを持っている必要があります。

マクロ作成のプログラミングだけでなく、マイクロ社のアプリケーションを十分使いこなせるプログラミングスキルを培っておきましょう。

また求人案件によってはVBAだけでなく、他の言語を併用したプログラミングの依頼も多いです。

エンジニアとして副業で稼いで行く場合は、VBAはもちろんですが他のプログラミング言語をある程度扱えるようにするのをおすすめします。

VBScriotやPythonなどはVBAとの組み合わせやすい言語になりますので、学んでおいて損はありません。

応用的な関数をある程度使いこなせる

VBAで副業をする場合は、基礎的な関数だけでなく応用として使う関数もある程度は知っておきましょう。

Excelに関する依頼が多いVBAのため、案件によっては高度な関数が出てくる可能性が高いです。

全ての関数を覚えておく必要はありませんが、ある程度の関数はスキルとして使えるようになっておくことをおすすめします。

Excelでの業務効率化・自動化の経験がある

Excelでの業務効率化や自動化を行ったことがある経験があればスキルのひとつとして役立ちます。

そのためこれまでプログラミング経験がある方なら、好条件で案件を獲得できるでしょう。

長期的な高単価の依頼を受けられる機会もあるため、なるべくVBAでできる多くの依頼を受けておくことをおすすめします。

また初心者の方は単発の依頼をいくつか受け続けて、自身のスキルアップを目指していくとより好条件の案件を得られる可能性が高まります。

APIについて理解している

VBAのエンジニアの中でもAPIについて理解度が高いエンジニアは評価が高くなる傾向にあります。

APIとはソフトウェアの一部を公開して、他のソフトウェアと機能を共有できるようにした仕組みです。

アプリケーション同士の連携には欠かせないシステムになるため、より多くの依頼を受けたいエンジニアはAPIについても知っておくことをおすすめします。

VBAでも他のアプリケーションとの連携が叶い、連携数が多い依頼だと単価が高くなるため知識として不足している方は勉強しておいてください。

まとめ

今回はVBAの副業について詳しくご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか？

VBAはExcelをはじめとしたマイクロソフト社のアプリケーションを自動化するプログラミング言語です。

企業のデータ集計や結合、自動計算などが叶うため多くの業界でも重宝されている言語です。

VBAの副業の案件についてもご紹介させていただきました。

• Excelマクロの作成
• Excelの自動化プログラムの開発
• Excelと他のアプリの連携

VBAではExcelなどのアプリケーションを他のアプリケーションと連携することができます。

そのため、メルマガなどにも自動的に情報を結合できることから、多くの企業でも取り入れたい機能と言えるでしょう。

VBAの副業は単発だと、5,000~10,000円とそこまで報酬が高くはありませんが、数をこなしていけば十分な収入になるでしょう。

また長期的な依頼の場合は、報酬単価も高くなり収入アップを目指せます。