フリーランスのエンジニアになるには、実務経験が何年あれば良いのか?
経験が浅くてもフリーランスになれるの?
フリーランスのエンジニアを目指していくうえで、疑問に思うことも多いでしょう。
実際、広告やSNSで未経験でフリーランスになることができたと、自身の体験を語っている方を多く見かけます。
しかし広告のように、本当に経験年数が浅くても、エンジニアとして独立して稼ぐことができるのか、不安に思う方も多いでしょう。
- エンジニアが求められること
- 経験年数ごとの報酬金額
- 未経験でも案件を獲得する為の方法
この記事では、フリーランスのエンジニアとして求められるものや経験年数についてご紹介します。
フリーランスとして独立していく為に必要なことを知ることができるでしょう。
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フリーランスエンジニアは経験年数が浅くてもなれる!
エンジニアとしての経験年数が短くても、フリーランスエンジニアとして働くことはできます。
しかし、稼ぎ続けるとなると別です。独学で勉強している人や始めたばかりで経験年数が浅く、実績がない状態ではなかなかフリーランスとして稼いでいくことは難しいでしょう。
フリーランスとして仕事を獲得し続けていくには、実績を積む、アピール出来る経験があることが大切となります。これから、フリーランスのエンジニアとして必要なことを解説していきます。
経験年数ごとにフリーランスエンジニアが仕事で求められること
経験年数1年目
あまりおススメは出来ませんが、フリーランスとして活動することは可能です。
しかし案件や仕事はあまりないため、難しいといえるでしょう。
案件はある程度経験年数がある人に向けた案件が多いため、受けることのできる案件は限られてしまいます。加えて、簡単な案件が多く、単価が低い傾向にあります。
クライアントは「どんな実績があるか」を重視するため、高単価な案件よりも、経験と実績を積むことが大切となります。
経験年数2年目
2年の実務経験があれば、ある程度フリーランスとして働くことができるでしょう。エンジニアとしての経験や対応力があるとみなされるからです。
フリーランスに求められるのは、自立していることや、一人で対応できることです。基本的に在宅での勤務となるため、頻繁なクライアントとの報連相が大切になります。
経験年数3年目
経験年数が3年以上あれば、フリーランスとして稼いでいくことができるでしょう。このころになると、作業をほとんど一人でできるようになっているでしょう。
フリーランスとして働いていく以上、他の人に頼むことはできないため、1人で対応することができる高いスキルが求められます。
実務経験が3年あれば、クライアントからも信頼され仕事を任せられやすくなるため、安定して稼ぐことができるようになるでしょう。
フリーランスエンジニアが稼げる経験年数ごとの報酬金額
経験年数 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
月あたりの単価相場 | 約50万円 | 約70万円 | 約80万円 |
Java | 約60万円 | 約60万円 | 約80万円 |
Javascript | 約50万円 | 約70万円 | 約70万円 |
Ruby | 約50万円 | 約70万円 | 約80万円 |
経験年数が浅いフリーランスエンジニアが注意するべきこと
スキルの向上を目指す
最初はまず一つの言語を使いこなせるようになることが大切です。
中途半端に学習した自信のないスキルより、まずは1つ自信をもって武器として使うことのできる言語を作ることが大切です。
しかし経験年数を積んでいくにつれ、他の言語やスキルを身につけることは大切になっていきます。
将来的にフリーランスとして仕事を得ていくためには、1つの言語だけでずっと働いていくのは難しいためです。
期待した報酬単価が見込めない
1年目で受注できる案件は初心者向けで単価が低いため、期待どおりの報酬が得られないことは理解しておきましょう。
単価の高い案件をとろうとすると、その分要求される難易度も高くなる為です。
未経験でも案件を獲得するためには?
受注実績を作る
未経験でも受注出来る案件はあります。最初は受注実績を作ることが大切です。
後述しますが、初めの案件を探すのであれば、クラウドソーシングのサービスを活用することをおススメします。
クラウドソーシングであれば、そのまま受注実績は記録として残りますし、案件に応募する際に、クライアントの判断材料になります。
最初は一つの言語に絞る
初心者であれば最初に学習する言語は1つがおすすめです。最初にいろいろな言語をマスターしようとしてしまうと、挫折につながるリスクがあるためです。
経験年数が長くなれば、いろいろな言語を使えるほうが、受注の幅は広がりますが、最初は1つの言語に絞り、安定して稼げるようになることを目指すとよいでしょう。
クラウドソーシングを活用する
初心者や未経験者であれば、クラウドソーシングの利用がおススメです。ランサーズやクラウドワークスには、未経験や経験が浅くても受注出来る案件が沢山あります。
初心者未経験可能の案件に応募すれば、未経験でも簡単な業務から、実積を作ることができます。そうして得た実績を元に、新たな案件へステップアップしていくことができます。
まとめ
フリーランスのエンジニアになる際に必要な経験年数や求められるものを解説しました。
- 経験年数が浅い場合でも、フリーランスエンジニアとしてのスタートは可能
- 1年目は実績と1つの言語を極めること、2年目はある程度の技量はあると評価はされるが、まだまだ、3年目以降は1人前
- 未経験で、案件を獲得するには、受注実績をつくる、クラウドソーシングを活用する
未経験からフリーランスエンジニアを目指す際には、経験を積みながらスキルを向上させ、実績を築いていくことが成功への一歩となるでしょう。