「フリーランスエンジニアになったけど、案件が獲得できない！」
「ベテランのフリーランスエンジニアは、どうやって仕事を取っているの？」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
フリーランスエンジニアの命運を分けるのは、案件獲得のための営業です。
案件が獲得できなければ仕事ができず、収入がなくなります。
今回の記事では、フリーランスエンジニアが案件を獲得するために必要となる、下記の点についてお伝えします。
- 案件獲得の方法
- 案件獲得のコツ・注意点
- 案件の選び方
さらに、継続案件を勝ち取る方法についてもご紹介します。
この記事を読んで実践すれば、あなたが希望する案件が獲得できるようになるでしょう。
案件獲得に悩んでいるフリーランスエンジニアの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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フリーランスエンジニアにとって、案件獲得は収入に直結する大きな課題です。
仕事が取れなくては1円も稼げません。
フリーランスエンジニアが案件を取得する方法には様々なタイプがあります。
案件獲得方法は下記のとおりです。
- クラウドソーシングを利用する
- 求人サイトから選ぶ
- フリーランスエージェントを利用する
- SNSで発信する
- ブログを書く
- 交流会やセミナーに参加する
- 知人に紹介してもらう
- 直接営業する
それでは、具体的な内容を順に解説していきます。
クラウドソーシングを利用する
経験が浅い人におすすめなのが、クラウドソーシングサービスの利用です。
クラウドソーシング上にある募集案件から、自分のスキルにマッチするものを選んで応募します。
気負いせずWeb上で手軽にできるため、初心者の方にはおすすめです。
案件数が多く簡単なものも含まれているため、積極的に応募して案件を獲得し、実績を作りましょう。
ただし、クラウドソーシングサービスの案件は、単価が低い傾向にある点と手数料が高い点がネックになります。
サービス上で実績を積み上げ評価が上がれば、高単価の案件が獲得できるようになったり、クライアント側から仕事の依頼がきたりする可能性もあるので、まずは実績を積み上げましょう。
求人サイトから選ぶ
求人サイトには、転職向けだけでなくフリーランス向けの案件もあるサイトが存在します。
業務委託の案件が、フリーランス向け案件です。
求人サイトの案件は、クラウドソーシングサービスより単価が高めなので、目指す分野が決まっている人はチャレンジしてみる価値はあります。
やみくもに探すのではなく、自分の希望する業務内容を明確にしてから探すようにしましょう。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントを利用して案件を獲得するという手もあります。
エージェントに営業を任せてしまうということです。
やりたい業務、希望条件を伝えれば、仕事を探すところからエージェントが代行してくれます。
自分の方向性がしっかり決まっていて、営業が苦手な人や業務に集中したい人にはおすすめの案件獲得方法です。
アフターフォローのあるエージェントを選べば、案件獲得後の相談もできます。
良い案件に巡り会うコツは、エージェントとの信頼関係を築いて、自身の思いをしっかり伝えることです。
そうすることで、自身の強みやアピールポイントなども、エージェントが客観的に判断して教えてくれます。
そのため、自己分析に自信がない人も、エージェントの利用は価値があることです。
ただし、エージェントも人なので個人的に合う・合わないはあります。
その場合は、遠慮せずに担当を変えてもらいましょう。
SNSで発信する
SNSでの発信も意外とビジネスにつながることをご存じでしょうか。
TwitterやInstagramなどで、自分の強みをアピールすることで、多くの人の目に触れ仕事の依頼がくることがあります。
まだアピールする強みが見つからない人は、習得中のスキルに関して「今日得た知識」を発信しましょう。
学習意欲が高いと判断されるため有効です。
SNSはスキマ時間に気軽にできるので、ビジネス用のアカウントを作って発信しておくと良いでしょう。
あくまでもアピールの場なので、くれぐれもマイナスの発言をしないように注意が必要です。
また、企業・個人にかかわらず、SNS上でエンジニアの募集をしているアカウントもあります。
募集案件に手を挙げる際にも、やはり自分の発言は見られる可能性が高いので、前向きな発信を続けるようにしましょう。
SNSで案件を獲得する場合は、発信し続けることが大切です。
しかし、SNSだけで案件を獲得するのは難しいので、他の方法と併用しておこないましょう。
ブログを書く
SNS運用と近いですが、ブログ記事を書いていると案件を依頼されることがあります。
記事の内容はもちろん、目指す分野に関するものです。
知識のアピールになるので、クライアントのほうが「この人に仕事を依頼したい」と思い、問い合わせをしてくれます。
ブログを書くことで自分の知識を整理するのと同時に、表現力や文章力も磨かれるため非常におすすめです。
また、ブログ上には自分の作ったサイトやアプリなどを掲載しておくと良いでしょう。
ブログに限らずGitHubなどを利用して自身の作品をWeb上に公開するのは、実力が明確に伝えられるため非常に有効な手段です。
ただし、ブログは検索結果の上位に表示されないと見てもらえないため、SNSより人の目に触れる可能性が低いかもしれません。
定期的にブログを見に来てくれるファンができるまでに、半年ほどはかかるでしょう。
交流会やセミナーに参加する
交流会やセミナーなどに参加していると、仕事を紹介してもらえることがあります。
勉強にもなり、人と話す機会も得られて、人脈も広がるので、仕事につながらなくても交流会やセミナーへの参加はおすすめです。
特にフリーランスエンジニアは、人との関わりが希薄になっていくことがネックになります。
コミュニティに参加して、同じ立場の仲間との情報交換や悩み相談ができる環境を作ることは、気持ちの安定にもつながるでしょう。
目指す分野に関わる企業が主催するセミナーなどは、案件獲得のためでなくてもぜひ参加してください。
知人に紹介してもらう
知人から仕事を紹介してもらったり、企業に推薦してもらうことも、案件獲得における大きな手段です。
IT人材が不足していることもあり、実力が評価されていれば、前の会社の関係者から仕事を依頼されることもあるでしょう。
フリーランスになるときには、知人に声をかける人も多いです。
自身の実力や性格を知っている相手からの依頼は、安心して受けることができます。
しかし、知人だからと安心して契約内容が不明確なままだったり、単価が交渉しづらかったりということも考えられるでしょう。
条件を明確にし、納得して依頼を受けることがポイントです。
直接営業する
企業の問い合わせ先にメールや電話をして、直接営業で案件を獲得することもできます。
ただし、この方法は初心者ではまず無理でしょう。
実力と実績を兼ね備えたエンジニアには有効な手段です。
直接営業の際は、実績やスキルを伝えるだけでなく、自身を採用することで相手企業にどのようなメリットがあるかをアピールします。
それには、企業の事業内容を理解しニーズを読み取る力が必要です。
業務経験豊富で、コミュニケーション能力と営業力のある人は、ダメ元でチャレンジしてみると良いでしょう。
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フリーランスエンジニアが案件獲得するためのコツ
フリーランスエンジニアが案件を獲得するためには、いくつかのコツがあります。
手当たり次第に営業しても成果が出ずに疲れてしまうので、しっかりとコツをつかんで営業しましょう。
下記は、フリーランスエンジニアが案件獲得するためのコツです。
- 自分の経験やスキルを棚卸する
- 充実したポートフォリオを作成する
- 技術スキルを磨く
- コミュニケーション能力・営業力を磨く
- 何件かこなして仕事のやり方に慣れる
それでは順に見ていきましょう。
自分の経験やスキルを棚卸する
営業をする前に、自分の経験やスキルの把握が必要です。
自分がこれまで経験してきた業務や、得意なこと・苦手なことなどを洗い出します。
ここでは苦手なことも洗い出しておくことがポイントです。
洗い出した情報から、自己分析をしましょう。
目指したい分野を明確にし、自分の強みをどのように活かせるかを考えます。
また、不足しているスキルも見えてくるでしょう。
充実したポートフォリオを作成する
実績やスキルを明文化して、充実したポートフォリオを作ります。
ポートフォリオは、自分ができることを紹介するもので、クライアントがあなたを判断するための最初の材料です。
クライアントに安心して仕事を任せてもらえるよう、わかりやすく具体的なものを作りましょう。
ポートフォリオを作るときには、下記の内容を含めます。
- 経歴
- スキル
- 使用可能言語やツール
- 開発したプログラム
- 受賞歴
曖昧な状態のものでも文字にすることで現実味を帯びるため、クライアントにも伝わりやすいです。
視覚化することで自身のやる気にもつながるでしょう。
なお、ポートフォリオは定期的に更新してください。
また、クライアントがワンクリックで気軽に確認できるよう、Web上に公開しましょう。
技術スキルを磨く
自分の目指す分野を明確にして、スキルアップをしましょう。
何をするかわからない人は、スキルの棚卸しでわかった得意なことを伸ばすか、苦手なことを克服するかどちらかがおすすめです。
扱えるプログラム言語が増えたり知識が広がれば、結果的に狙える案件の幅も広がり単価アップも目指せます。
ライバルとの差別化のためにも、スキルは磨き続けましょう。
そして、できることが増えたらポートフォリオに書き足します。
コミュニケーション能力・営業力を磨く
フリーランスエンジニアが案件を獲得するためには、営業が必要不可欠です。
経験や実績があるのに案件が獲得できない人は、コミュニケーション能力や営業力を磨けば、もっと仕事が取れるようになるでしょう。
伝えるスキルだけでなく、相手の状況やニーズをくみ取るスキルも非常に重要になります。
相手が聞きたいことや知りたいことを察知し、簡潔にわかりやすく伝えられるようにしましょう。
アピールが苦手な場合でも、充実したポートフォリオを活用すれば営業しやすくなります。
あとは、相手を不快にさせないコミュニケーションがとれれば良いので、難しく考えて構えすぎないようにしましょう。
何件かこなして仕事のやり方に慣れる
最初のうちは営業にも仕事内容にも慣れなくて、失敗したり困ったりすることもあるでしょう。
しかし、真摯に取り組めば、何件か数をこなしていくうちに質が上がっていくはずです。
営業も実務も経験を積むことで、確実にスキルアップできます。
フリーランスエンジニアが案件獲得するときの注意点
案件を獲得するためには注意点もあります。
注意点といっても当たり前のことばかりを並べているので、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
フリーランスエンジニアが案件獲得するときは、下記の点に注意します。
- 自分の実力を客観的に見つめる
- 自分本位の営業をしない
- 低単価案件に飛びつかない
- 案件獲得できなくてもあきらめない
- 身だしなみを整える
それでは、順に解説していきます。
自分の実力を客観的に見つめる
自分の実力を客観的に見つめて、募集内容にマッチしているかを判断しましょう。
フリーランスエンジニアは、会社員のように周囲からアドバイスや指摘をもらえる環境がないため、自分を見つめ直す時間を意識的に作ることが必要になります。
定期的に自己分析をして、市場における自分の価値を確認しましょう。
目指す姿と現在の自分にギャップがあれば、それを埋める努力をすることで、やってみたい案件が獲得できるようになります。
自分本位の営業をしない
営業を頑張りすぎて、自分本位で一方的になっていないか注意が必要です。
自分をアピールすることは大切ですが、アピールすべきは相手のニーズに応えられるスキルや経験だけです。
相手が求めていないものを必死でアピールしても、意味がないどころか逆効果になります。
クライアントの業務内容やビジョンなどを調べて、的を絞った提案をしましょう。
クライアントの状況も把握しておくと良いです。
例えば、繁忙期の前や新規開発のタイミングであればエンジニアを欲している可能性が高くなります。
直接営業をする場合には、特に意識してください。
クライアントと直接話す機会があれば、まずはヒアリングをしてクライアントの悩みに寄り添うと良いでしょう。
低単価案件に飛びつかない
案件が獲得できなくても、業務内容に対して設定された単価が低すぎるものや、あり得ない値引き交渉には応じないようにしましょう。
自身の価値を安売りしないようにしてください。
単純に低単価の案件に応募しないということではなく、業務内容に見合った単価の仕事を選びましょう。
また、実績がなくて不安でも、自分から単価を下げすぎるのも危険です。
クライアントは単価が低ければ低いほど喜ぶわけではなく、単価が低いエンジニアに対しては、いいかげんな仕事をするのではないかと不信感を抱いてしまう恐れがあります。
もし、適正価格がわからなければ、求人サイトやクラウドソーシングサービスなどで、同じような案件の価格を確認してみてください。
作業内容に対して単価が低すぎると、自身のモチベーションにも影響します。
消耗しないためにも、適正価格で仕事を受けるようにしましょう。
案件獲得できなくてもあきらめない
営業が始めからうまくいく人はいません。
最初は仕事がとれなくて当たり前だと思って、あきらめないで営業し続けることが一番大切です。
何度も繰り返すことで、改善点が見えてきたりコツがわかってくるので、案件獲得できなくても挫折しないようにしましょう。
フリーランスエンジニアは、クライアントに選ばれることで仕事ができます。
応募する人がたくさんいれば、その中からクライアントの目にとまった人だけが仕事を勝ち取れるのです。
営業の仕方もわからない人が仕事を取れないのは当然なので、くじけずに何度もチャレンジしましょう。
ただし、同じような提案文で応募し続けていては、何件応募しても案件獲得は難しいです。
少しずつ提案文を変えるなど試行錯誤しながら、前に進みましょう。
身だしなみを整える
クライアントに会ったり、オンラインで会話をする場合は、身だしなみにも気を配りましょう。
見た目の印象の影響力は、案外あなどれません。
清潔感のある見た目を心がけてください。
クライアントにだらしない印象を与えてしまえば、仕事につながりにくくなるのは説明するまでもないでしょう。
自分では気にしていなかったことも、初めて見る相手には気になるかもしれません。
不安な場合は、家族や知人に客観的に見てもらうと良いでしょう。
また、身だしなみを整えることは、相手に対する敬意の表れでもあります。
不快な印象を与えないように、爪や髪、服のシワなどの細部にも注意を払いましょう。
継続して契約してもらうためにすること
案件が獲得できても、単発案件ばかりでは毎回営業が必要になるため、業務に集中できません。
新規案件から継続して仕事をもらうことは、フリーランスエンジニアにとって有効な案件獲得方法です。
継続して契約してもらうためには、下記のポイントがあります。
- 新規案件で期待以上の成果を出す
- 信頼を築く
- 自分のできることをアピールする
それでは、順に見ていきましょう。
新規案件で期待以上の成果を出す
営業により新規案件が獲得できても、気を抜かずに全力を注ぎましょう。
新規案件でクライアントの期待以上の成果を出すことができれば、継続的に案件を依頼してくれる可能性があります。
不明点をそのままにしない、納期を守るなど、当たり前のことではクライアントの期待を超えることはできません。
まずは成果物の質を上げましょう。
それを納期よりも少し早めに提出できるとなお良いです。
さらに、クライアントのニーズを察知して提案ができると、プラスαの価値がつきます。
信頼を築く
クライアントと信頼関係を築くのは、何より大切なポイントです。
クライアントは信頼できない人にお金を払ってまで仕事をお願いしたくありません。
レスポンスを早くする、適度な報連相をおこなう、指摘されたことは素直に改善するなど、当たり前のことがしっかりできるようにしましょう。
まずは最低限、相手を不安にさせない行動をします。
信頼関係は一度築けても、壊れるのも簡単です。
慣れてきた頃に、惰性で手を抜くことのないようにしましょう。
また、意外と見落としがちなのが、コミュニケーションコストがかかりすぎてクライアントから敬遠されるパターンです。
調べればわかるようなことを質問したり、何度も同じことを指摘される人は論外ですが、クライアントが求めているタイミングや量を超えたコミュニケーションも、クライアントの時間を奪ってしまいます。
せっかくフリーランスエンジニアに仕事を依頼しても、クライアントの仕事が増えてしまえば意味がないので、継続して仕事を依頼されるのは難しいでしょう。
継続受注のためには、信頼関係を構築し、相手に合わせたコミュニケーションを取ることが大切です。
自分のできることをアピールする
クライアントに自分のできることや得意分野をアピールすることも必要です。
もちろん、自分本位のアピールでは意味がありませんが、依頼された開発分野に関わるスキルであれば伝えると良いでしょう。
例えば、フロントエンドエンジニアとして仕事をこなしているときに、サーバーやデータベースの知識も保有していることを伝えるのは、クライアントにとっても有益な情報になるかもしれません。
もし現在の案件が継続できなかったとしても、実力や人柄が認められていれば、同じ企業の別分野の案件を紹介してもらえる可能性もあるので、期待以上の成果を出し信頼関係を築いた上で、経験やスキルを伝えるようにしましょう。
フリーランスエンジニアの案件の選び方
フリーランスエンジニアはどのように案件を選べば良いのでしょうか。
案件を選ぶときのチェックポイントは下記のとおりです。
- スキルに見合っているか
- 条件や報酬は自分の希望に合うか
- 継続案件か
それでは、順に解説していきます。
スキルに見合っているか
自分のスキルと案件のレベルを比較し、自分に見合った案件に応募しましょう。
案件のレベルが高すぎても低すぎてもいけません。
ただし、スキルアップや実績を作ることが目的であれば、いまの実力より少し上のレベルの案件に応募することをおすすめします。
逆に仕事を選り好みしすぎている人も、案件が獲得できない可能性が高いです。
範囲が狭まりすぎては、応募できる案件数も少なくなります。
絶対数が少なければ、獲得できる可能性も低くなるので注意しましょう。
条件や報酬は自分の希望に合うか
案件を選ぶときには、報酬や作業場所、納期などの条件が自分の希望に合うかを確認しましょう。
報酬については、単純に額面だけを見るのではなく、作業内容から工数を求め、時間単価がいくらになるかを計算します。
また、求めた工数が納期までの期間で対応可能なのかも考えましょう。
いくら費用が見合っていても、期間が短すぎる場合は、焦って質の悪い成果物になってしまう可能性があります。
自分の価値を落とさないためにも、目先の報酬で決めないほうが賢明です。
しかし、将来性のある分野であれば、実績を作っておくことは非常に有効になります。
自分の近い未来の市場価値を上げるためには、少しの妥協や無理をすることも必要になるでしょう。
継続案件か
単発案件より継続案件があれば、そちらを選びましょう。
単発案件ばかりでは、案件終了のたびに次の営業活動をする必要があり業務に集中できません。
開発した案件の運用保守などができれば、継続受注することもできるでしょう。
保守契約を結ぶためには、クライアントとの信頼関係が一番大切です。
仕事で成果を出し、信頼関係の構築に努めましょう。
ただし、1つのクライアントで生計を立てるのは危険なのでおすすめできません。
常にいくつかのクライアントと取引している状態を作りましょう。
営業しているのに案件獲得できないときにやること
営業をしているのに案件が獲得できない人は、自身の営業方法を振り返ってみましょう。
まずは、ポートフォリオを見直してみます。
実績を積んでもポートフォリオを更新していなければ、クライアントに実力が伝わりません。
ポートフォリオ上で、自分が狙っている分野の関連スキルがアピールできているかも重要です。
分野に関係のないスキルばかりが並んでいる場合は、必要なスキルの習得にも力を注ぐと良いでしょう。
スキルや実績がありポートフォリオも充実している場合は、営業の仕方に問題があるかもしれません。
何が悪いかを考えるのは難しいので、案件が獲得できたときには「選ばれた理由」を考えてみます。
獲得できなかった案件と比較して、何が良かったのかを探りましょう。
可能であれば、クライアントに聞いてみるのが一番です。
発注者の視点では、自分が良いと思っていたこと以外の部分にポイントがあるかもしれません。
最後に、提案文がテンプレートのままではなく、クライアントに合わせて熱意を込めて書かれているかにも注目してください。
1つの案件に大量の応募者が集まるため、テンプレートどおりの提案文ではライバルに埋もれてしまいます。
応募するときは「この提案文でクライアントの心を掴む」という気合いを込めて書きましょう。
まとめ
フリーランスエンジニアの案件獲得方法について解説してきました。
案件獲得の方法はいくつもありますが、自分の求める案件を獲得するためには「クライアントの目にとまる」ことが重要です。
そして案件が獲得できたら「当たり前のことをしっかりやる」ことで、信頼関係を築きましょう。
自身で営業することが難しい場合は、エージェントを頼るのも1つの手です。
自分に合った案件獲得方法を組み合わせて、希望する仕事を獲得してください。
