「海外で働くエンジニアに憧れる」
「日本から離れて海外でフリーランスエンジニアとして活躍していきたい」
上記のように考えたことはあるのではないでしょうか?
近年海外を拠点として活躍するフリーランスエンジニアも少なくありません。
特に2023年に入り、海外で働く日本人エンジニアは増えています。
自分が住みたい国で自由にエンジニアとして活躍している姿には憧れの気持ちを抱きますよね。
今回の記事ではフリーランスエンジニアとして海外移住はできるのか、その注意点を中心に解説していきます。
今回の記事を読めば、フリーランスエンジニアとして海外移住するためにやるべきことから気を付けるべきことまで分かるようになっています。
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- フリーランスエンジニアとして海外移住することはできるのか
- 海外移住する上で身に付けておくスキル
- 海外移住する際に気を付けるべきこと
- 海外のフリーランスエンジニアがどんな事を中心に仕事をこなしているのか
この記事を読んで、海外移住するために必要なことを見つけて1つずつ乗り越えていきましょう。
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フリーランスエンジニアは海外移住は可能?
結論、フリーランスエンジニアの海外移住は可能です。
実際、多くのフリーランスエンジニアが海外で活躍しており、伸び伸びと働いている方が多いです。
しかし、「英語とかあまり話せない」「海外の人と話す自信ないな」などと不安を抱く方もいるでしょう。
必要最低限レベルの英語力は海外で生活していく上で必要にはなりますが、すごく流暢に喋れる必要はありません。
一例ですが、海外で活躍されている日本人のフリーランスエンジニアの方も「仕事場所を日本から海外に移しただけ」という人が多いです。
つまり、「日本でこなしていた案件を海外に移動して、同じようにこなしている」ということです。
参入障壁は高く感じるかもしれませんが、英語力の壁に関しては気楽に考えてみてはどうでしょうか。
海外移住についても気楽に考えてみてみましょう。
海外のフリーランスエンジニアの仕事内容
ここでは海外で活躍するエンジニアはどんな仕事をこなしているのか解説していきます。
あくまで、大まかな仕事内容ですので、どこまで任されるかによっても変化します。
大まかな仕事内容については把握しておきましょう。
webサービス開発
web系の言語を使って、アプリケーション開発を行ったり、サイト制作を行ったりします。
フリーランスだと業務委託の契約が多いですが
- webサービスを手伝うので月額20万円
- webサービスの運用保守をしてもらう代わりに月額20万円
というのが一般的です。
月額固定報酬制の案件がほとんどとなっております。
業務システム開発
自社システムなどの業務システム開発も主な仕事の1つです。
業務システム開発のディレクションを行う案件もあり、募集要項に書いてあるお仕事内容はしっかりと確認しましょう。
海外のフリーランスエンジニアの平均的な年収相場
海外で働くエンジニアの年収は以下の通りです。
- 日本:約467万円
- アメリカ:約889万円
- イギリス:450万円
- シンガポール:563万円
(レート:2017年計算)
引用サイト:海外で働くエンジニアの平均年収・現状とは|必要なスキル・英語力
アメリカが頭1つ抜けて平均年収は高くなっています。
開発環境がアメリカの方が大きい所が多いのも影響しているように見えますが、海外の案件を取ることは高収入を得るためにも有効な手段の1つと言えます。
しかし、アメリカのエンジニアは誰でもなれるわけではなく、大学・大学院でコンピューターサイエンスを専攻した人だけがなれることも高収入に起因しています。
いずれにしても、エンジニアは平均的にも十分な収入が見込めることは大きなメリットといえるでしょう。
フリーランスエンジニアで海外移住するのに必要なスキル
ここでは、フリーランスエンジニアが海外移住するのに身に付けておくことが必須なスキルを解説していきます。
国内外問わず、スキルがない状態で海外移住しても案件は取れないでしょう。
案件獲得に必要なスキルを丁寧に解説していきますので、自分に足りているスキルや改善が必要なスキルを確認しましょう。
プログラミングスキル
海外を中心にエンジニアとして活躍していくならweb系の言語はなるべく身に付けておきましょう。
海外の案件は「在宅OK」の案件が多く、web系の言語を使うことが多いからです。
具体的なスキルは下記が挙げられます。
- マークアップ言語:HTML/CSS
- サーバーサイド開発言語:Ruby/PHP
- フロントエンド開発言語:Java Script/jQuery
全てを学習しなくても問題ないですが、大まかな概要程度は把握しておくことをおすすめします。
上記の言語をしっかりと学習していれば、下記のようなwebサービスを1通り作ることが可能。
- webサイト
- ECサイト
- アプリケーション
- SNS
海外にいても日本の案件を受注しているフリーランスエンジニアは多いです。
web系の言語を習得しておくと、国内・海外問わず「リモート案件」は取りやすいでしょう。
最低限の語学力
フリーランスエンジニアとして海外移住を検討しているのであれば、訪れる予定の国の母国語程度は勉強しておく必要があります。
食事や買い物、タクシーを使っての移動といった仕事以外の場面で母国語は少なくとも必要になってきます。
そういった場合に母国語で簡単なワードも話せないとなると、大変不便な思いをします。
さらに、海外先で直接営業などをして案件を受注したり、企業に入って実務経験を積みたいと思った場合は、ビジネスレベルの英会話力が求められてきます。
そのためにも、普段から移住予定の国の言語は軽く触れておきましょう。
案件を手に入れるための営業スキル
フリーランスでやっていく上で大事なことは営業を続けることです。
フリーランスというのは自分から主体的に営業していかなければ仕事は来ません。
前提で解説しましたが、案件を手に入れるための営業スキルというのは必須の能力になってきます。
自分にはどんなスキルがあり、価値を提供できるのか具体的に言語化して営業先のクライアントに丁寧に伝えられるようにしておきましょう。
クライアントへの提案力・交渉力が何より大切なスキルになります。
直接営業を行う場合はクライアントと入念なヒアリングを行い、課題解決に直接結びつくような適切な提案ができることを目標にしていきましょう。
フリーランスエンジニアが海外移住するメリット
フリーランスエンジニアとして海外移住するメリットは目的によって違いはあると思いますが、一般的なメリットを1つずつ紹介していきます。
海外移住することは新たな視野を広げるという観点からもおすすめです。
物価が安い
フリーランスエンジニアとして海外で活躍する大きなメリットの1つとして「海外にいながら日本円を稼ぐことができる」という点です。
国によって違いはありますが、日本よりも物価が安い国に行けば高い生活水準で生活する事が可能になります。
東南アジアの領域であれば、日本の物価の3分の1程度で生活することができます。
日本よりも物価が安い国で、日本円を稼ぐことができれば満足度の高い生活水準を比較的容易に維持することができ、余分な出費を減らせることは大きなメリットと言えるでしょう。
税金が安い
日本より税金が安い国で日本円を稼ぐことで高い生活水準を維持しながら生活することができます。
ドバイなどであれば、税金などはかかりません。
また、税金が数%の国もあれば、税金は高いけど医療費が無料だったりする国もあります。
人それぞれ行きたい国は異なりますので、自身が行きたい国の税状況などは事前に調べておきましょう。
PCがあるだけでどこでも仕事ができる
基本的にフリーランスエンジニアはPCさえあれば、どこでも仕事を行うことができます。
海外にいても国内にいても、納品物はデータを通してのやり取りなので、海外移住しても問題もなく日本の企業と仕事ができます。
そして、海外にいても日本のクライアントと取引ができるクラウドソーシングサービスやフリーランス特化のエージェントが多数あります。
結果として、クライアントと取引できる環境が整っているため、PCとwebツールを使いこなせれば、フリーランスエンジニアとしてお仕事することが可能です。
英語を習得する環境として最適
海外移住する際には移住先の言葉を使うことになるでしょう。
無理やり使う場所に自ら飛び込むことで、自然と上達していきます。
そのような観点からも海外移住をすることは大きなメリットと言えるでしょう。
英語が使えると、仕事の幅は莫大に広がりますので、ぜひ勉強はしておきましょう。
日本にいては出会えない人と交流ができる
海外移住をすることで、海外の間でしか情報が回らない交流会・勉強会に参加する事ができます。
そこで、日本人として海外のエンジニアに触れてスキルアップも同時に目指すことができます。
自身のスキルアップにつながるイベントが開催される際は積極的に参加していきましょう。
自分のスキルアップにつながる
海外圏の人たちと話したりすることは自身の価値観も広がり、スキルアップにも繋がるのでおすすめです。
スキルアップを目指して海外企業と取引して案件をこなすことで、グローバルな実務経験を積むことができます。
現在、フリーランスでも長期ビザを獲得できるところはあり、海外で働くハードルは下がりつつあるので検討をおすすめします。
ただ、その際はビジネスレベルの英語力が必要とされますので、しっかりと英語の勉強も勉強しておきましょう。
フリーランスエンジニアが海外移住するデメリット
ここでは、フリーランスエンジニアとして海外移住するデメリットについて解説していきます。
海外というのは自身が生まれ育った環境とは異なります。
メリット・デメリット双方にしっかりと理解した上で、海外移住をする場合は準備を進めましょう。
異文化に対する慣れが必要
自分がその文化についていけるかは海外移住先を決める際の1つの基準に入れておきましょう。
例えば、食事に関して衛生面に気を配らない場所もあります。
そのような事情もしっかりと把握しておかなければ、移住先での生活が良いと思えなくなる事もあるでしょう。
法律・罰金の条件などを知る必要がある
国によって法律が異なります。
代表的なものでいえば、日本では違法な薬物でも、海外では合法であることは良くあります。
そんな時には知らなかったでは済まされないので、しっかりと勉強し理解しておきましょう。
フリーランスエンジニアとして活躍するための事前準備
ここでは、フリーランスエンジニアとして移住した先で活躍するため、事前に準備すべきことについて解説していきます。
入念な計画の元で、活躍するフリーランスエンジニアを目指しましょう。
暮らしたい国の言語や文化を学んでおく
暮らしたい国の言語や文化は、多少なりとも学んでおくことは必須です。
特に、その国でタブーとされていることや失礼な行動に関しては理解を深めておきましょう。
日常会話レベルの会話ができるだけでも、暮らしやすさは変わるでしょう。
先輩エンジニアに必要なことを予め聞いておく
海外移住をして活躍されている先輩エンジニアがいる場合は、海外のフリーランスエンジニアの事情について以下のことを聞いておきましょう。
- どんな仕事を中心にこなしているのか
- 生活環境はどうなのか
- 人間関係についてはどうなのか
移住している先輩がいるというのは大変恵まれている事なので、遠慮せずに気になることは全て聞いていきましょう。
実際に短期間滞在で国に訪れてみる
実際に短期間でいいので、移住予定の国に訪れてみることもおすすめです。
特に下記のポイントはしっかり把握しておきましょう。
- 気候
- 人当たり
- 作業環境
- 治安
他にも個人的に気になるような場所があれば前もって確認しておきましょう。
短い期間だからこそ、知りたい場所をピンポイントで抑えて実際の海外移住に備えましょう。
移住する前に就労ビザを必ず取っておく
国によって就労条件は異なりますが、就労ビザは海外移住前に必ず取っておきましょう。
就労ビザを取得せず、勝手にフリーランスとして働くことは違法です。
就労ビザを取得せずにフリーランスとして働いていることがばれた場合は下記の罰則を受けることもあります。
- 高額な追徴課税
- 強制送還
フリーランスの風当たりは強いところが多いので、現地に知り合いがいる場合は審査に関する情報は事前に聞いておきましょう。
海外移住の際に注意すべきこと
ここでは、海外移住する前に理解しておくべき注意点について解説していきます。
海外移住するのはとても労力がいります。
そして、注意すべき点も多くありますので、1つずつ読み進めていきましょう。
物価には注意する
当たり前ですが、予算も考慮して移住先を決めていくことが重要です。
物価が高いと、相応の稼ぎがない状態では生活が難しいでしょう。
日本という国は恵まれている国の1つですので、わざわざ海外にまで移住してお仕事を行う意味を考えていくことがおすすめです。
収入が安定してから海外移住を検討する
勢いで決めてしまう事も大事ですが
- 案件が定量的に確保できていない
- 貯金も少ない
というような場合は海外移住する前に、案件を獲得することになれるのが優先です。
海外移住してすぐに案件が獲得できるとは限らないので、貯金もある程度用意しておくことが望ましいでしょう。
しっかりと実績を付けてから、海外移住を検討することが生活面も考慮するとおすすめです。
クライアントとの時差に気を付ける
物価の安さも大事ですが、同程度に今の自分が抱えている案件の国を理解し、どれくらいの時差があるのかも把握しておくことが重要です。
例えば、日本のプロジェクトを進行中、問題発生により急遽、リモート会議が行われるとなっても、日本と時差が違いすぎると対応できない場合があります。
そのような時には、小さかった問題が大きくなってしまう事もあり得るので、時差トラブルには注意を払って移住先を決めましょう。
フリーランスの海外案件を探せるサイト
最後に、フリーランスエンジニアとして活躍するために、海外での案件を探せるサイトをご紹介していきます。
多くのサイトがありますので、自分がやってみたい案件がありそうなサイトを探して早速応募してみましょう。
Freelancer
Freelancerは2009年にリリースされたクラウドソーシングサイトです。
2017年2月時点で1000万件以上の案件を保有している有名サイトの1つ。
案件数が多いので、気軽に登録して気に入った案件があれば応募していきましょう。
Upwork
Upworkは2015年リリースのクラウドソーシングサイトです。
「Elance」「oDesk」が合併してUpworkは作られており、世界最大のクラウドソーシングサイトとなっております。
Guru
Guruは1998年リリースの老舗のサイトです。
案件管理がしやすいのが大きな特徴です。
案件のタスク漏れなどが目立つ人はこちらから始めてみてもいいのではないでしょうか。
エンジニアとして海外移住を検討するならxhoursを利用しよう!
今回は、フリーランスエンジニアが海外移住する際に身に付けておくスキル、注意すべきことを中心に解説してきました。
簡単にまとめると下記のとおりです。
- 最低限の語学・プログラミングスキルは身に付ける
- 時差には気を配ろう
- 法律・文化には深い理解が必要
- エンジニアとして海外移住を検討するならxhoursを利用しよう
これから先、海外移住を目指す方は増えてくると思いますが、移住先でトラブルを抱えないように入念な準備の下エンジニアとして大成していきましょう。