「AWSのフリーランスエンジニアとして独立したい」
「AWSをマスターしていくことで本当に稼げるの?」
上記のようなお悩みを持っている方に、今回はAWSについて詳しく解説していきます。
フリーランスエンジニアとして独立したときの、年収や仕事内容、案件を獲得するにはどのようにすればよいかという方法まで紹介するので、参考にしていただければと思います。
また、AWSの特徴やできること、開発事例、将来性についても紹介していくので、AWSに対して理解を深められるでしょう。
AWSをマスターして、ぜひあなたの今後のキャリアプランを広げていってください。
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AWSとは
まず、AWSとはどのようなものなのでしょうか?
AWSとは、Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)の略称で、Amazonが展開しているクラウドコンピューティングサービスの総称のことです。
Amazonには、100種類以上ものクラウドコンピューティングサービスがあります。
下記に具体的なサービスを紹介していきます。
・Amazon EC2=仮想サーバー。従量課金制。
・Amazon EC3=ストレージ。従量課金制。
・Amazon RDS=データベースサービス。My SQLやAmazon Auroraなどデータベースエンジンを利用可能。
・Amazon ERM=ビッグデータの処理や機械学習ができるサービス。
AWSの特徴
では、AWSの特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?
下記の項目に分けて解説していきます。
ネットワークが安定している
まずは、ネットワークが安定しているという特徴があげられます。
AWSは、複数のAZ(アベイラビリティゾーン)というデータセンター構成などの対策をしていることにより、非常に障害に強く設計されています。
たとえば、Amazon EC2という仮想サーバーでは、月間の稼働率99.99%以上という項目をサービス品質保証(SLA)として設定しているのです。
月間の稼働率99.99%とは、ほとんど障害発生が起こらないということを意味しています。
また、Amazon EC2の月間の稼働率が99.99%未満だった場合は、利用料が割引になります。
よって、非常に信頼できるネットワーク環境だと言えるでしょう。
豊富なサービスと連携できる
続いては、豊富なサービスと連携できるという特徴です。
AWSには合計165以上もサービスがあり、他のクラウドサービスに比べても群を抜いて多い数となっています。
そして、165以上もあるサービスをさまざまな組み合わせで連携させることができるため、臨機応変に対応することができ、使い勝手がいいです。
ストレージに保存したデータの数値を活用してビッグデータ分析を行ったり、データベースを作成したりと目的に応じて組み合わせていくことができます。
AWSのサービスを既存の自社サーバーや他社クラウドサービスと連携することもできます。
よって、豊富なサービスと連携できることがAWSの強みであると言えるでしょう。
セキュリティ性に優れている
続いては、セキュリティ性に優れているという特徴です。
AmazonはECサイトで使用している強力なセキュリティを、AWSにも採用しています。
よって、巧妙なやり口で、セキュリティの抜け道をかいくぐって侵入してくるウイルスや詐欺行為なども、適切な処置で防ぐことができるのです。
セキュリティ面は、サービスを運営していく上で最も重要な要素の一つです。
だからこそ、セキュリティ性に優れていることはクラウドサービスの信頼につながります。
AWSは全世界にデータセンターがあり、もし障害が発生した場合、障害が発生したデータセンターから別のデータセンターへデータを移動させることができます。
よって、地震や台風などの災害やウイルス障害などが発生しても、バックアップを保管できる仕組みとなっているのです。
もし、自社のサーバーでデータを保管していた場合、障害発生時にデータが紛失・破損してしまう危険性が高いでしょう。
AWSは「PCI DSS レベル1」「SOC1/ISAE3402」「SOC2」「SOC3」「FIPS 140-2」「CSA」といった第三者機関の認定を多数獲得、維持しています。
第三者機関から認定を維持するため、「セキュリティへの継続的な投資」「24時間・365日の年中無休対応」「専門部隊の設置」「物理的な持ち出しの禁止・不可能」といった取り組みを行っているのです。
よって、自社のサーバーでデータ保管するよりも、セキュリティ性に優れているAWSでデータ保管したほうが安全性が高いということがわかります。
従量課金制でコストが安い(無料期間あり)
続いては、コストが安い(無料期間あり)という特徴です。
そもそもクラウドサービスは、従量課金制という課金方式をとっています。
従量課金制とは、ユーザーがサービスを利用した分だけコストが発生するというシステムのことです。
一方オンプレミス環境は、一定のコストを支払わなければなりません。
コストをかけずにお得にデータを保管するのであれば、AWSのようなクラウドサービスを利用することをおすすめします。
また、AWSはサービス開始した2006年からサービス価格の値下げを行い続けています。
合計で約80回の値下げを行っており、Amazonは非常にユーザー思いの企業だと言えるでしょう。
そして、AWSリージョンからのデータ転送料は、最初の100ギガバイトまでは無料で使用をすることができます。
さらに、初めて該当のサービスを利用する場合、無料トライアル期間を活用することもできます。
たとえば、「Amazon Redshift」は2か月間無料、「Amazon Guard Duty」は30日間無料となるのです。
また、AWSアカウントを新規で登録した日から1年間有効な無料枠として「12か月無料枠」というものがあり、「Amazon EC2」を1か月あたり750時間無料で使えたり、「Amazon Connect」を1か月あたり90分使用できたりするほどお得です。
そして、サービスごとに設定されている利用期間を無期限無料で利用できる「無期限無料枠」では、「Amazon DynamoDB」で25GBのストレージを利用できたり、「Amazon Lambda」で1か月あたり100万の無料リクエストを利用できたりできます。
ぜひ、コストを抑えたい方、無料でAWSを利用したい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
拡張できる
続いては、利用する内容に合わせてサイズを自動で拡張することができるという特徴です。
容量が足りない事態に陥った際に、気軽に容量を追加できるので非常に便利です。
繁忙期には多くのユーザーがWebサイトページを訪れるが、閑散期にはまったくユーザーがWebサイトページに訪問してくれないといった企業は、円滑に容量を増やしたり減らしたりすることができます。
もし、繁忙期にWebサーバーのサイズを大きく拡張していなかった場合、PV数を集めすぎてサーバーダウンするリスクがあります。
さらに、閑散期にWebサーバーを大きいサイズのまま放置しておくと、必要ないコストを払うことになります。
先述の通り、オンプレミス環境とは異なり、AWSのクラウドサービスでは従量課金制なので、コストを抑えることも可能なので、お得だと言えるでしょう。
俊敏性に優れている
続いては、俊敏性に優れているという特徴です。
AWSでは、利用したいと思ったときにすぐに利用開始し、やめたいと思ったときにすぐに利用終了することができます。
クラウドサービスの特徴でもある、数クリックの工程と数分間の時間で必要最小限の無駄のないサイズのサーバーを立ち上げることが可能です。
ビジネスにおいてスピードは命です。
ライバル企業に先を越されないように、高速でPDCAを回して施策を打っていかなければなりません。
よって、AWSの俊敏性を利用することで、あなたのビジネスを成功に導いていくことができるのです。
AWSでできること
ここまで、AWSの特徴について見てきました。
では、AWSでどのようなことができるのでしょうか?
下記の項目に分けて解説していきます。
WebサイトやWebサービスの構築・運用
まず、WebサイトやWebサービスの構築・運用が可能です。
Webサーバーを構築したり、運用したりする際には、「Amazon EC2」を使用します。
OSはWindowsかLinuxか選択でき、インスタンスタイプ(メモリ内容・Core数を選択)やセキュリティグループ(サーバーへアクセスするポートを設定)といった幅広いカスタマイズができます。
Webサーバーの構築には通常手間や時間がかかるものですが、AWSを利用することで、数分間でWebサーバーを構築が可能なのも魅力です。
また、「Amazon Lightsail」を使用して、WebサイトやWebアプリを作成することもできます。
ビッグデータの蓄積や分析
続いて、AWSで企業が取り扱っている莫大な量のデータ(ビッグデータ)を蓄積し分析していくことができます。
たとえば、「Amazon EMR」は、機械学習やELT(データ変換)で解析を行うことができ、ビッグデータの分析処理に優れているサービスです。
また、「Amazon EC2」や「Amazon EC3」と連携することで、より効率的にビッグデータの解析を行うことができるでしょう。
データのバックアップ(災害対策)
続いては、災害対策のためにデータのバックアップが可能です。
「Amazon S3」というオンラインストレージを利用することで、データのバックアップや復元、分析といったことができ、Web上を経由して多くのデータを保管することができます。
「Amazon S3」の「S3」はSinmple Strage Serviceを略したものです。
日本は自然災害が多い国であるため、地震や台風という災害によってデータが紛失したり破損したりしないようにすることが求められます。
AWSはセキュリティ性に優れているので、データのバックアップをする際にも効果的に働くでしょう。
基幹システム・業務システムの構築
続いて、基幹システムや業務システムの構築にもAWSを用いることができます。
顧客管理や給与管理、販売管理は外部に漏らしてはいけない大切な個人情報や重要情報です。
よって、ハードウェア切れを起こしたり、サイジングミスを起こしたりすることなく、スムーズに運用していくことができるでしょう。
また、トレードシステムや物流管理システムにもAWSは利用されており、ジャンルに縛られることなく、多くの基幹システムや業務システムの構築に役立っています。
AWSを使った導入事例
AWSでできることを解説してきました。
それでは、実際にAWSを使った開発事例について紹介していきましょう。
下記の項目に分けて解説していきます。
任天堂株式会社
まずは、任天堂株式会社が開発した、「スーパー マリオ ラン」です。
iOS版でローンチする際に150か国へ配信する環境を整えるために、AWSをインフラに採用しました。
全世界へ一斉に配信するということや、莫大なデータを扱うインフラを最短で構築すること、各国の利用者の個人情報保護の規制に対応することなどさまざまな問題をクリアできるのがAWSだったのです。
拡張性とセキュリティ性に優れているAWSを利用することで、インフラを整備するだけでなく、一気に150か国へ「スーパー マリオ ラン」を配信することができました。
さらに、アクセス数が最高潮に増えた際は、サーバーのサイズを大きくするといったクラウドサービスならではの対応をしてコストを抑えることにも成功でき、AWSのメリットを最大限発揮しています。
もし、オンプレミス環境を採用していたら、莫大なコストがかかったことでしょう。
株式会社エイチ・アイ・エス
続いては、国内最大手の旅行代理店である株式会社エイチ・アイ・エスです。
株式会社エイチ・アイ・エスでは、グローバル人材の確保、キャパシティ、コスト、新サービス提供までにかかるスピードといった問題を抱えており、AWSを利用することで、課題解決を図りました。
「AWS Direct Connect」などを利用し、場所を問わずにアクセスでき、拡張性とコストパフォーマンスに優れているネット環境を構築することができたのです。
インフラ構築に成功したことで、プロジェクトを進める際のリードタイムの短縮にもつながりました。
株式会社あきんどスシロー
続いては、国内最大手の回転寿司チェーンの「スシロー」を運営している株式会社あきんどスシローです。
同社では、寿司の鮮度や販売したタイミングをICタグを活用して管理し、需給予測をしてレーンに流す寿司のネタを決めています。
40億件にものぼる莫大なデータを分析し、顧客の消費行動分析をしたり、店舗間でデータを比較したり、オペレーションを改善していく計画を立てていました。
しかし、ビッグデータの分析には高速処理、ビッグサイズのサーバーが必要となります。
サーバーの問題を解決するために、AWSを活用し、従量課金制というメリットによって約10万円という低コストでデータ検証を可能にしたのです。
AWSの将来性
ここまで、AWSを使った開発事例について見てきました。
では、AWSの将来性はどのようになっているのでしょうか?
結論から申し上げますと、AWSは需要が高く、将来性も高いことが予測されます。
なぜなら、AWSは全世界で利用されているクラウドコンピューティングサービスだからです。
セキュリティ性や拡張性に優れていることや、さまざまなサービスと連携できるため、AWSをマスターすることで、付加価値の高い人材になることができます。
AWSに将来性はある?求人内容や稼ぐためのポイントについて紹介!
AWSフリーランスエンジニアの仕事内容
AWSの将来性について紹介してきました。
では、フリーランスのAWSエンジニアの仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
下記の項目に分けて詳しく見ていきましょう。
AWS環境の構築
まずは、AWS環境の構築をする業務です。
目的に合わせてAWSで用意されている必要な機能やサービスを指定する必要があります。
そのためには、AWSに関する知識を十分に兼ね備えていることが求められるでしょう。
AWS環境の運用
続いては、AWSの運用やサポートを行う業務です。
AWSで構築した環境は、構築した後も定期的にアップデートを行うことが求められます。
AWSをあまり理解していない人に対して、AWSエンジニアが適切なアドバイスをしたり、実際に自分で運用したりする場合があります。
AWSを活用したサービスを提案する
続いては、AWSを活用したサービスを提案することです。
AWSはさまざまなサービスと連携して拡張していくことができるため、組み合わせによっては、イノベーションを起こすことができます。
よって、AWSの構築や運用といった業務をこなして、AWSの基本について理解し、応用ができるようになれば、自らAWSをどうやって用いたら効果的かといった提案ができるようになるのです。
クライアント企業としても、よりコストを抑えて、効果的にクラウドコンピューティングサービスを利用できるのであれば、採用してくれることでしょう。
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常駐エンジニアとフリーランスエンジニアの年収の差
フリーランスのAWSエンジニアの仕事内容について見てきました。
では、常駐(正社員)のエンジニアとフリーランスエンジニアの年収の差について解説していきましょう。
正社員の常駐エンジニアの平均年収は550〜600万円となっています。
一方、フリーランスのAWSエンジニアの平均年収は800万円です。
よって、正社員のエンジニアよりもフリーランスのエンジニアのほうが約200万円ほど平均年収が高いことがわかります。
よって、年収を上げたいのであれば、高単価の案件を獲得できるフリーランスのAWSエンジニアになることがおすすめです。
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AWSエンジニアの求人数・案件数
常駐エンジニアとフリーランスエンジニアの年収の差を見てきました。
では、フリーランスのAWSエンジニアの求人数・案件数はどのくらいあるのでしょうか?
「techtree」でAWSの案件を調べた結果、371件ヒットしました。
techtreeは、業界大手の企業や優良直請け案件が多く、専任のキャリアパートナーのアドバイスやフォローをもらいながらあなたに合った求人を探すことができます。
毎日のようにメルマガを配信しており、継続的なサポート体制が期待でき、素晴らしいです。
また、もう一度正社員として働きたいと思ったら、運営元の株式会社レイハウオリに就業することもできます。
「techstock」でAWSの案件を調べた結果、210件ヒットしました。
techstockは、月額80万円以上の高単価案件が多く、フリーランス向けの福利厚生も充実しています。
そして、19年の実績を活かした信頼のサポートと登録者30,000名以上という人気のあるサービスです。
また、開発案件だけでなくITコンサル案件などさらなるキャリアアップを目指すことができるのも魅力だと言えるでしょう。
フリーランスエンジニア専用のエージェントサイト「レバテックフリーランス」でAWSの案件を調べた結果、約353件ヒットしました。
レバテックフリーランスは、非常に多くの求人を扱っているITフリーランスのためのエージェントサイトとなっています。
案件の規模が大きいことで有名で、あなたの希望や条件に合った案件を見つけることができるはずです。
大手企業の案件も多く、高単価案件を獲得したい方におすすめだと言えるでしょう。
上記のサイト以外にもAWSの案件は豊富にあります。
今後需要が伸びていくAWSをマスターすることで、多くの案件を獲得していきましょう。
フリーランスエンジニアのメリット・デメリットを解説!会社員エンジニアとの違いは?
【高単価/週3案件】フリーランスエンジニアが週3日の仕事を探す方法!おすすめの案件の探し方・サービスも徹底紹介!
AWSエンジニアが案件を獲得するためには
ここまで、AWSの案件数が多いことを見てきました。
では、フリーランスエンジニアとしてAWSの案件を獲得するにはどのようにすればよいのでしょうか?
下記の項目に分けて解説していきます。
フリーランスエンジニア専用のエージェントサイトに登録する
まずは、フリーランスエンジニアの専用エージェントに登録しておくことが大切です。
なぜなら、非常に高いスキルや貴重な経験値があったとしても、自分でクライアントを探すために営業をかけていくことは大変だからです。
さらに、効率も悪いし、手間や時間もかかります。
実際に、フリーランスエンジニアとして独立した後、自分で営業をかけて案件を獲得することができずに、フリーをやめる人が多くいらっしゃいます。
自分で営業をかけることが難しいのであれば、フリーランスエンジニア専用エージェントや代理店を利用することがおすすめです。
フリーランスエンジニアとして活躍していくためにも、自分の仕事の作業時間を確保することが大切です。
だからこそ、仕事を獲得するために、エージェントサイトを利用して工数を削減することが必要なのです。
フリーランスになったからといって、「営業も作業もすべて自分ひとりでできると」いうように意地を張ることなく、フリーランスエンジニア専用エージェントを利用することをおすすめします。
SNSを活用する
そして、SNSを活用して案件を探すことも可能です。
理由としては、SNSにはフリーランスエンジニアが集まるコミュニティがたくさんあるからです。
たとえば、AWSの学習方法を聞いたり、AWSのフリーランスとして活躍するにはどのようにすればいいかを聞いたりすることもできます。
SNSで「自分はAWSのフリーランスとして活動している」というアピールをしていくことで、企業の方が発見してくれて、仕事を依頼してくれる可能性もあります。
人脈を使う
また、前の職場などの人脈をたどって、仕事をもらうことも非常に大切です。
SNSで知り合いを作ったり、独立前の仕事仲間から仕事をもらったりするなど、決してすべて一人でやると強がらずに柔軟性を持って、営業をかけていきましょう。
求人を選ぶポイント
求人を選ぶポイントとしては、「案件の報酬が業務に見合っているか」「理想とする働き方ができるかどうか」「スキルや経験に合っているか」という3つのポイントを意識しましょう。
案件の報酬が業務に見合っているか
まずは、案件の報酬が業務に見合っているかというポイントです。
自分の求める報酬額ではない場合、仕事のモチベーションアップにもつながらず、成果物の成果も下がってしまいます。
自分の前職での報酬額や退職後に身に付けたスキルで獲得できる仕事によって、報酬が増加していきます。
正社員勤務のときに、「今以上に報酬をもらいたい」と思って、フリーランスエンジニアになったはずです。
だからこそ案件の単価で妥協するのはやめましょう。
できるだけ高い単価の案件を受注できるように営業をかけていくことが大切です。
ベストは大手企業の案件や直請け案件、上流工程の案件をもらうことです。
どのような手法でも泥臭く案件を高単価でもらう努力をしていきましょう。
理想の働き方ができるかどうか
続いては、理想の働き方ができるかどうかというポイントです。
また、自分の希望する条件に合っていないとうまく成果を出せないでしょう。
たとえば、リモートワーク、週2回勤務、フレックス勤務などの条件面は働いていく上で理想とする項目です。
条件面をないがしろにした場合、後々自分の選択に疑問を感じ、仕事を投げ出してしまう恐れもあります。
きちんと、仕事を獲得する前に「どのような働き方を希望するか」を自己分析する必要があるのです。
スキルや経験に合っているか
さらに、自分のスキルや経験を活かせるかどうかも大切です。
たとえば、これまでリーダーとして部下を指導・育成してきたのであれば、リーダーシップを発揮できるマネージャーのような立場の案件を獲得するのがよいかもしれません。
また、これまで一人でコツコツとソースコードを書き続けて、「処理が速い」と評判だったのであれば、一人で作業でき、生産性を高めていける案件を探すべきです。
自分の向いている方向と別の案件を受注した場合、実力が発揮できずに苦労する危険性があります。
だからこそ、自己分析や業務の棚卸しをして、自分に最適な案件を獲得するようにしていきましょう。
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まとめ
今回は、フリーランスのAWSエンジニアとして独立したときの年収や仕事内容、案件を獲得するにはどのようにすればよいかという方法を紹介してきました。
また、AWSの特徴やできること、開発事例、将来性についても紹介していくので、AWSに対して理解を深められたのであれば幸いです。
今後、あなたのキャリアをアップさせるためにも、ぜひ、AWSをマスターして独立していきましょう。